医療DX・後発品促進・投薬に対する取り組みについて
2024.05.05
◆医療DXに対する取り組み
当院では、オンライン資格確認を行う体制を有しており、受診した患者さんの 薬剤情報、特定健診情報その他必要な診療情報を取得・活用して診療を行っております。
マイナンバーカードの健康保険証利用を促進する等、医療DXを通じて質の高い医療を提供できるよう取り組んでおります。今後、電子処方箋や電子カルテ情報共有サービスを活用するなど、医療DXに係る取組を実施する予定です。
◆後発医薬品使用促進の取り組み
当院では、後発医薬品の使用促進を図るとともに、医薬品の安定供給に向けた取り組みなどを実施しています。現在、多くの医薬品について十分な供給が難しい状況が続いています。
当院では、後発医薬品のある医薬品について、特定の医薬品名を指定するのではなく、薬剤の成分をもとにした一般名処方(※)を行う場合があります。一般名処方によって特定の医薬品の供給が不足した場合であっても、患者さんに必要な医薬品が提供しやすくなります。
一般名処方について、ご不明な点などがありましたらご相談ください。ご理解ご協力のほどよろしくお願いいたします。
※一般名処方とは
薬の「商品名」ではなく「有効成分」を処方せんに記載することにより、供給不足のお薬であっても有効成分が同じ薬の選択肢が増え、必要な薬を提供しやすくなります。
◆投薬について
当院では、患者さんの状態に応じ、「28日以上の長期処方」 または 「リフィル処方」の いずれかを行うことが可能です。
※ 長期処方・リフィル処方の交付が可能かどうかは、患者さんの病状に応じて 担当医が判断いたします。またリフィル処方は原則14日処方となります。
保険医療機関及び保険医療養担当規則(厚生労働省令)第20条第2号 投薬
ヘ 投薬量は、予見することができる必要期間に従ったものでなければならない。この場合において、厚生労働大臣が定める内服薬及び外用薬については当該厚生労働大臣が定める内服薬及び外用薬ごとに1回14日分、30日分又は90日分を限度とする。